2006年11月の日記

外壁の左官工事も徐々に完成に近づいてきました。

空調設備が取り付けられました。全熱交換システムのため取り付けがとても大変そうでしたが、冷暖房効果の損失が無く換気してくれるという優れものです。外壁の左官工事が始まりました。

工事中の建物内でクライアントとの定例会議が行われました。

床暖房器具の敷き込みを見学させてもらいました。｢ｃａｓａ1｣では、蓄熱式のものを使用していて、この床暖房のおかげで冬は家全体がポカポカ温まるようになっています。壁も下地のラスボードが張られていました。

大工さんと畳下収納の納め方を検証してきました。現場で打ち合わせなんてしたことなかったのでちょっとわくわくしてしまいました普段あまり話す機会がない大工さんにも接することができて貴重な経験でした。また、図面を書いてるだけでは分らないことも大工さんから教えて頂きました。

屋根工事に入りました。今日は登り梁に張弦梁を取り付けていきます。思っていたよりも進みが早く心配していた取り付けも問題無いようでした。大工さんも黙々と作業していました。完成したら内部からどのように見えるのか楽しみです。

この日は、構造設計事務所のMAY設計・杉山さんに御立会いいただき、金物の検査をしてきました。
金物検査は初めてだったので、金物の名称やその役割など多くのことを学ばせてもらいました。

屋根の仕上げはコロニアルNeoなのですが、道路から見える建物の顔となる部分は日本瓦葺きにしてあります。

建物の主体工事が無事終わり、作業は下地・造作・仕上工事へ。

1F壁～2Fスラブの生コンを打つということで、「現場一日体験」させていただきました。僕がした作業は、エアー溜りやジャンカを防ぐため下で、木づちでコンコン叩く作業です。普段はパソコンのマウスしかもっていない僕の両腕は、開始5分で勢いが衰えてしまいました。が、さすが現場の職人さんは普段重いもの持って鍛えられているため最後まで叩く威力とスピードが変わっていなかったです。すべての作業が終了したのが7時前、もう辺りは真っ暗になっていました。普段はなかなか経験できないことだったので、大変勉強になりました。職人の皆さんありがとうございました。