寒中お見舞い申し上げます。
寒の入りから寒さ厳しく陽の温もりをいとおしく感じる今日この頃。
歳が明けたもつかの間、松の内も今日で終わりです。
今日は名建築旧安田楠雄邸にて七草粥を御馳走になりました。
旧安田楠雄邸は本郷台地にあり、敷地は東西に細長く、雁行式に建てられた各部屋からは南側の庭園を望むことができ、庭や陽光から季節の移り変わりを感じられる建物です。
中に入って感じたことは、空間の連続的な広がりと畳、ガラス、欄間、障子、庭とひとつひとつの丁寧な作り込みがとても素晴らしく、匠の高等な技術と美しさに感動しました。キッチンも当時では最先端のアイランドキッチンだったり2階に便所があるなど
古い中にも現代に通じる要素があって驚きや発見が絶えませんでした。
ご存じでないかたで日本建築に興味のある方は是非訪れてみることをお薦めします。
2017年1月7日