自然と建造物がマッチしている、これぞ日本建築だ!
と実感したのは、始めに門をくぐった時だった…。
そして、門の先には神がすむ神聖な空間があった。
体全体でその空間を感じた。
身が清められる思いがした。
険しい山道を登って行った先に
美しい曲線の門がある。門には恐ろしい竜の彫刻が施されていて、それは今にも飛び出しそうなほど勢いがあった。しかも自然の岩(洞穴)と建造物が一体となった社は、大げさであるが建築の原点だと思った。
自然と見事に調和した日本建築のすばらしさを再発見した旅だった。 (群馬県 榛名神社)
2007年6月の日記
記憶のかけら
新しい建築物を見るのは大好きで、建物探訪をよくしますが、新築と同じくらい好きなのが廃墟です。
新築は設計者の思いを、廃墟には、そこに住む人の歴史を垣間見ることが出来ます。
それが面白いです。
今回アップした画像は、サイトからもってきた写真で前回紹介した【めがね橋】です。
廃墟を特集しているサイトからコピーした写真です。(すいません。)
今一番興味のある軍艦島の特集も、そのサイトでおこなっているので、興味のある方はどうぞ…
そこで紹介している熊野平駅は昔、
祖父が鉄道員だった時によく宿直した駅です。
悲惨な事故があった場所で幽霊がでるそうです…
軽い気持ちで行く場所ではないでしょう。しかし、
レンガ積みのトンネルはとてもきれいで、人の歴史や記憶を垣間見ることができ感動します。
続・アントニン・レーモンド
旧軽井沢のチャーチ・ストリートの先に
それは存在します。
アントニンが手がけた建築物が…。
軽井沢の町並みにとてもあっています。
群馬にお越しの際は、高崎(音楽センター)→松井田(めがね橋-旧18号)→軽井沢(チャーチ・ストリート)の順で廻ってみてはどうでしょう。
群馬の誉れアントニン!
アントニン・レーモンド(1888-1976)は、チェコ生まれのアメリカの建築家です。
手がけた建築は400余りで、中でも「群馬音楽センター」は戦後の大作で、彼が意欲的に心血を注いだ建築だそうです。(借文)
ライトに師事したり、コルビュジェに盗作疑惑をかけられたりしていたようです。波乱万丈ですね☆
群馬音楽センター
構造:RC折板構造
UPした建物の画像は携帯で
高崎市役所展望ホールから撮りました☆