自然と建造物がマッチしている、これぞ日本建築だ!
と実感したのは、始めに門をくぐった時だった…。
そして、門の先には神がすむ神聖な空間があった。
体全体でその空間を感じた。
身が清められる思いがした。
険しい山道を登って行った先に
美しい曲線の門がある。門には恐ろしい竜の彫刻が施されていて、それは今にも飛び出しそうなほど勢いがあった。しかも自然の岩(洞穴)と建造物が一体となった社は、大げさであるが建築の原点だと思った。
自然と見事に調和した日本建築のすばらしさを再発見した旅だった。 (群馬県 榛名神社)