2018年10月の日記
高千穂シラスとOMソーラー
今回、葉山の高台に建つ奥村先生設計の環境共生住宅を見学させて頂く機会に恵まれ
国産材活用による地方創生ト ップセミナー参加報告
今日は直接仕事には関わらないのですがこれからの建築業界の動向を知る上で重要な木造建築物の未来を知るべくセミナーに参加しましたので報告です。
要点だけ伝えると今回のセミナーの内容は
1.国産材活用の推進
2.国産材を材工分離発注で建築することで地方創生に
3.住宅での活用は手狭なため公共建築大規模建築での木材利用にシフトチェンジ
4.林業を成長産業と位置づけて地方の若者の雇用を増やす
5.森林環境税を国税として徴収し資源利用のサイクルの後押しをする具体的な取り組み
6.実例やデータで見える化をして木造の価値をあげる
7.ファイナンス視点から木材利用のメリットを考える
木造建物の可能性と課題
先日、木造3時間耐火の話題を出しましたが、
個人的に木造のオフィスや公共施設は増えて欲しいのですが…超高層となると耐候性の問題でメンテナンスは大変じゃないのかとか、虫害や鳥害はないのかとか、倒壊はしなくてもどうやって避難するのかとか、火の柱となった木造超高層ビルは風で遠くの家屋まで延焼をおこさないかとか気になる点は多いです。
(火災時の対策として、高層ビルの外周部には燃えにくい特性を持つサザンカなどの植栽を配置したり、水が流れるような仕組みを作ったりする計画もある。 )
日本初の木質部材の3時間耐火認定
以前から注目していて実際に何物件か現場見学をした
日本初!COOL WOODが3時間耐火認定取得
2017年12月22日(金)付で、木質耐火部材COOL WOOD (クールウッド)柱・梁において、3時間耐火の国土交通大臣認定を取得しました。木質部材の3時間耐火認定は日本初となります。
COOL WOODは燃え止まり層に石こうボードを採用した木質耐火部材です。柱・梁は核となる木材を石こうボードで囲み、外側をさらに木材で覆っているため、木の温もりを活かした建物をつくることができます。
この認定により、法律上最長の耐火時間をクリアしたため、今まで鉄骨造や鉄筋コンクリート造でしか建てられなかった15階建て以上の超高層ビルに、木造を取り入れることが可能となります。また、他構造と木造の「平面混構造」や「立面混構造」、上層階を木造で増築することもでき、木材利用の拡大が見込まれます。
当社は今後も木造耐火技術の研究・開発を推進し、木造建築の可能性をひろげてまいります。
▼COOL WOODの詳細はこちら
シェルターの技術「COOL WOOD」
庁舎の新築ラッシュ
前々から気になっていた立川市役所に初めて訪れる事ができました。
感慨無量ですww
何故かというと立川市役所の設計に野沢正光先生(ソーラー研)がたずさわっているからです。環境設備のエキスパートの方です。
デザインも機能もとても刺激的でした。
謹んで初春のご祝詞を申し上げます
本年もよろしくお願いいたします。
東京タワーが竣工して60年を迎えます。
生きていればマイケル・ジャクソンも還暦でした。
言葉の意味としましては
戊(つちのえ)は「茂が語源で、草木が繁盛して盛大になること」
戌(いぬ)は「切るという意味で、草木が枯死すること」を表しています。
茂ことと枯れることが同居する年で木々でいうと剪定の年になるわけです。
その剪定をすることでさらにステップアップできる年とも言えます。
もちろん今まで培ってきたことを捨てることは勇気もいりますし
新しいことにチャレンジすることはエネルギーも使います。
そのエネルギーを蓄えるのが2017年だったように思います。
2018年がスタートしました。
みなさんは今年一年をどのような年にしたいと思っているのでしょうか。
戊戌の変法のように失敗しないように
良い変化がおこる事を願いまして